洗車のお悩み解決

プロが教える!車に傷をつけない洗車のやり方

気が付いたら大切な愛車に細かい傷がいっぱい…。それ、もしかすると洗車のときにできた傷かもしれません。機械洗車はもちろん、手洗い洗車でも間違った方法で行うと、ボディにたくさんの傷がついてしまいます。そこで今回は、実際にプロが現場で行っている、傷がつきにくい洗車の方法、こだわりのやり方をご紹介します!

プロは洗車機を使わず、手洗い洗車をするのはなぜか?

今は傷ができにくい洗車機も登場しているのに、どうしてプロは手洗い洗車にこだわるのでしょうか?

手洗い

答えは簡単。「洗車の際に車に傷をつけない」ためです。

今は柔らかい洗車ブラシを使用した洗車機が増えているのになぜ?と思うかもしれません。それは、たとえどんなに柔らかい素材を使っていたとしてもどうしても傷がついてしまうからです。例えば、洗車機に通す前に十分な水洗いがされていないと、ボディに残っていたゴミや砂などの粒子がこすれて無数の小さな傷を作ります。また、先に洗車した車の汚れがブラシに付着していて、洗車中に傷をつけてしまうこともあるのです
そのようなトラブルを避けるために、プロは手洗い洗車にこだわっているのです。

傷をつけない洗車の方法・ポイントとは?

今回は、ぜひ実践してほしい!洗車時に愛車を傷つけない、プロの手洗い洗車方法のポイントを順を追ってご紹介します。いずれも、ボディに傷をつけないために欠かせない方法ばかり。手洗いで洗車をする際には、ぜひ参考にしてください。

しっかりと水洗いする

プロがこだわる手洗い洗車のやり方の1つ目は、しっかりとした水洗い。洗車前に水をたっぷりかけて、ボディに付いている埃や汚れをまずはしっかり洗い流しましょう。車の走行中についた、砂や、土、ほこりなどが残っていると傷の原因となります。ホースを使って上から下に水を流していきます。この時に、ホースをボディに当ると傷がつきやすいので気を付けましょう
また、使用する水にも注意しましょう。稀に手洗い洗車の際に井戸水をお使いになる方がいらっしゃいますが、井戸水はカルキが豊富な場合があります。カルキはボディに付着するとウロコ(ウォータースポット)になりやすいので、手洗い洗車の場合は水道水を使うようにしてください。

たっぷりと水洗い

たっぷりの泡で優しく洗う

プロがこだわる手洗い洗車のやり方2つ目は、たっぷりの泡を使って優しく洗うこと。ボディに傷をつけずにしっかりと汚れを落とすためには、泡立ちの良いカーシャンプーと清潔で柔らかいスポンジが必須です。

まずは「らくのりバケツ」にキャップ1杯「泡立ちカーシャンプー」を入れた後、ホースで強めに水を入れて(2リットル程度)、泡立てます。柔らかいスポンジで傷がつきにくい「マイクロ洗車スポンジ」で、肌をなでるように優しくボディを手洗いしましょう。力を入れる必要はありません。きめ細かい泡が汚れを包み込んでくれるので、ゴシゴシこする必要はありません。この時に気を付けていただきたいのが、スポンジの汚れです。せっかく優しく洗っても、スポンジに砂やほこりなどの汚れがついていると傷の原因になってしまいます。下回りの洗浄に使ったスポンジをボディの洗浄には使わず、汚れのついていない清潔なスポンジで洗車をするようにしましょう。万が一、洗車途中でスポンジを落としてしまった場合は、新しいスポンジに取り換えてください。落とした際についてしまった砂や土が傷の原因となります。

らくのりバケツ

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泡立ちカーシャンプー

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スポンジで丁寧に

カーシャンプーで優しく汚れを落とした後は、しっかりと水洗いをして洗い流しましょう。カーシャンプーの成分がボディ残ってしまうとシミの原因になってしまいます。カーシャンプーを使った後は、たっぷりと水を使ってしっかりと洗い流すことが重要です。

しっかり水洗い

洗車後の美しさが決まるプロの拭き方

プロがこだわる手洗い洗車のやり方3つ目は、洗車後の水の拭き方。カーシャンプーを洗い流した後は、吸水性の高いマイクロクロスを使い、ボディに残った水滴をしっかりと拭き取ります。拭き残しがあると、水道水に含まれるミネラル分が固まり、水垢になります。特に夏場はすぐに水が蒸発して、残った水の成分とボディが化学反応を起こして結晶化、ウロコ上の水垢となるので注意が必要です。

丁寧に拭き取る

また、ボディを傷つけないように効率よく拭き取るのがポイント。吸水力が高く、ボディを傷つけにくい「業務用マイクロスーパークロス」で優しく拭き取りましょう。さらに拘る方には、傷を付けやすい縁かがりを無くした特殊加工で、吸水性もアップした「業務用マイクロファイバー 超吸水クロス」がおすすめです。

洗車用マイクロスーパークロス

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仕上げにコーティングを忘れずに

プロがこだわり手洗い洗車のやり方、最後は仕上げのコーティング。洗車後の仕上げにコーティングをすることで、美しく輝く愛車に汚れが付きにくくなるからです。毎回の洗車後にてがるにできる「プレミアム撥水コート」や、じっくりと手順を踏むことで長期間効果を得られる「ミラーコートGプレミアム(3年間耐久)」など、お好みに合わせたコーティング剤で美しく仕上げれば、手洗い洗車完了です。
セルフコーティングは業者に依頼するより安価にできる上に、愛車へより一層愛着がわきますよ。

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まとめ

今回は、プロがこだわる手洗いの洗車方法をまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか。傷をつけずに洗車を行い、コーティングをすることで大切な愛車と長く共に過ごすことができます。それぞれの注意事項をしっかりと守って、正しい方法で優しく洗えば傷をつけることなく美しく磨き上げることができます。定期的に洗車をして、常にベストコンディションを保ち、カーライフを満喫しましょう。
次回は、洗車後の悩み「ウォータースポット」についてお届けします。お楽しみに。

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