洗車のお悩み解決

プロが教える!ウォーターデポジットができる原因と予防方法

昨日洗車したばかりなのに、気が付いたらボディやガラスに水垢のようなシミがついていて、ショックを受けたことはありませんか?そのシミ、もしかすると「ウォータースポット」かもしれません。ウォータースポットは、そのまま放置してしまうとなかなか落とすことができない、厄介な汚れ。そして、何故か洗車後に発生しやすいものなのです。

どうして、洗車したての車にシミがついてしまうのでしょう?そこで今回は、ウォータースポットの発生のメカニズムと、予防方法を洗車のプロが徹底解説いたします。あなたの大切な愛車を、厄介なウォータースポットからしっかりと守りましょう!

ウォータースポットとは?どうしてできる?

ウォータースポットとは、洗車時の拭き残しや、あまざらしの状態で車に残っていた水滴が原因でできてしまうシミのようなもの。車に残された水滴には、もともと含まれている様々な成分のほか、空気中の排気ガスなどの化学成分、ワックス、コーティング剤の成分などが溶け込みながら互いに結合していきます。そして、様々な成分を含んだままの水滴が、強い日差しにより一気に水分が蒸発すると、結合した成分だけが残り、炎天下の日差しで焼き付けられたような状態になります。これが白いシミのような「ウォータースポット」の正体。放置しておくこびりついてしまい、落ちにくくなります。さらに、どんどん重なってクレーターのようなることも。すると、中央部分に水が溜まりやすくなり、塗装面が浸食されていくこともあります。

ウォータースポット原因

一度できてしまうと非常に厄介なウォータースポット。では、どうしたら予防できるのでしょうか?

プロがおすすめするウォータースポットの予防方法!

愛車をいつまでも美しく保つためにもウォータースポットはつくりたくないですよね。実は、ちょっとした気配りやケアでしっかり予防することができるんです。ここでは、洗車のプロがおすすめする、ウォータースポットの予防方法をご紹介しましょう。

(1)晴れた日の洗車は避けよう!

お天気の良い日ほど車を洗いたくなりますが、直射日光を浴びやすい状態での洗車はおすすめできません。炎天下にさらされたボディの温度は上昇していくので、洗車中に水分がどんどん蒸発してウォータースポットがいたるところにできていきます。せっかく洗車が台無しになってしまうこともありますので、日差しが強い日の洗車は避けるようにしましょう。

(2)洗車には井戸水を使わない!

洗車をするときに欠かせない水ですが、井戸水(地下水)の使用は避けましょう。井戸水にはミネラル分や鉄分などのほか不純物が多く含まれています。飲料水の基準を満たしていない場合は、粘土質のものが含まれている場合もあり、こちらもウォータースポットの原因となります。ウォータースポットができやすいと感じている方は、洗車場の水を確認するのもおすすめです。

(3)水滴を残さずしっかり拭き取る!

洗車は体力も労力も使うもの。疲れたし、さっと水で流したら軽く拭き取って終わり!にしてしまうと後で大変なことに!しっかり洗い流さないために残ってしまったシャンプーの成分や、拭き取りきれずに残った水滴はウォータースポットの原因になります。水道水から大丈夫!と思わないでください。水道水にも、ミネラル分が含まれていますので、水滴を残さないように念入りに拭き取りましょう。

ボディだけでなく、ドアノブやドアミラー、部品と部品の隙間などは水滴が残りやすい部分です。また、ウォータースポットは、ボディだけでなくガラスにも付きますので、しっかりと拭き取りましょう。

(4)撥水コーティングで水をはじこう!

さらにしっかりと予防するなら、ガラスコーティングを行いましょう。親水性と撥水性がありますが、ウォータースポットを予防するなら撥水コーティングがおすすめです。水をしっかりはじいてくれるので、雨の日などもウォータースポットができにくくなります。

また、ガラスにもしっかりコーディングをしましょう。窓ガラス専用の撥水コーディングを行えば、ガラスについた水滴が流れやすくなり、ウォータースポットができにくくなります。

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まとめ

いかがでしたか?今回は、ウォータースポットの発生のメカニズムと、予防方法についてご紹介しました。ウォータースポットは、しっかりと予防することである程度防ぐことはできます。しかし、ついてしまったウォータースポットは放置すればするほど落ちにくくなり、せっかくの愛車にこびりついて離れてくれません。次回は、洗車のプロが行うウォータースポットがついてしまったときの対処方法をご紹介します。

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